都市鉱山は、日本の国力となる?

皆さんの家庭からも要らなくなった電子機器が発生すると思います。

その中にはレア・メタルなどの金属が使用されており、今まさに適正なリサイクルが求められているのです。

一時期レア・メタルやレア・アースなどの希少金属がメディアを賑わせましたが、最近ではあまり取り沙汰されていないように思います。しかし、これら希少金属は、国を支える重要な資源により一層なりつつあります。

説明するまでもなく、レア・メタルの産出国は主に中国とされ、今後米中間の溝が深まることが予想されることから、レア・メタルやレア・アースをめぐって、かなり切実な資源合戦が起こるような気がしてなりません。これらの金属を中国に依存することがアメリカにとっても日本にとっても大きなリスクとなり得るのです。(実際日本は、石油とくず鉄などの輸入を止められ戦争を余儀なくされている。)

本記事では、そんなレア・メタルの適正なリサイクルについて触れてみたいと思います。

パソコン、携帯、スマートフォン、ゲーム機等のほとんどの電子機器には、緑色のプラスティック製の基板が組み込まれています。

これを「プリント基板」と呼んでいます。

プリント基板は、信号を伝え、電気を送ることでその機器を正常に作動させることがその役割とされております。これらの役割からして、小さなコンデンサやトランジスタなどの電子部品が組み込まれたりしているのです。

プリント基板の裏側 金メッキが塗布されている

これら電子部品には、

パナジウム、インジウム、鉛、イットリウム、ガドリニウム、タンタルなどのレア・メタル金属が使用されており、プリント基板が都市鉱山と呼称されている所以です。さらに接続部には金メッキや銀メッキが塗布されていることから、特に金を抽出する技術を持つ工場が日本で増え始め、実際に金のインゴットを製造する精錬所もあるくらいです。

ところで、小型家電リサイクル法が制定されて7年が経過しましたが、この法制度は、電子機器を雑多な状態で輸出したり、保管することを禁止にして、国民の生活安全を担保するために制定されたものです。さらに踏み込めば、認定事業者が適正に電子機器を解体して、プリント基板からレア・メタルを抽出することができれば、将来的に日本のレアメタルの備蓄も確保することができます。

これらのことから無許可で行っている無料回収などに依頼しないように、気をつけていただきたく思います。

小型家電リサイクル認定事業者協議会HP http://www.sweee.jp/

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